小笠原諸島のダイビングのベストシーズンはいつ?
世界遺産・小笠原諸島は実はダイビングの島としても親しまれています。
今回は小笠原諸島でのダイビングの楽しみ方についてご案内をしていきたいと思います。
小笠原諸島は島でありながら、降水量はさほど多くはなく、いわゆる島に多いスコールがたまに集中的に降ります。
それも短時間なのであまりダイビングに大きく影響はしません。
雨期とよばれる時期は5月から6月ですが、それでも本島に比べれば降水量は少なく温暖な気候に恵まれている島なのです。
ダイバーなどにも実は人気の小笠原諸島はできれば、ダイビングは事前に予約をしておいた方がよいでしょう。
ダイビングの相場は15000円から20000円前後が標準的な価格です。
また小笠原諸島にはいるかやクジラなども生息しているため、まるで水族館のガラス越しでみるようなダイジェストに海の生き物たちにもあうことができます。
小笠原諸島の四季折々の顔
小笠原諸島は、季節に応じてさまざまな魚たちが出迎えてくれ、ダイビングの醍醐味が常に待ち構えていてくれます。
冬の終わりから春にかけてはザトウクジラやトビエイの大群が見ることができ、この時期だけの見所が満載となっています。
3月になると暖かい日は気温が20〜25℃前後と温暖な気候になり、比較的すごしやすい日が多くなります。
梅雨明けがベストシーズン
小笠原諸島のダイビングをするのにベストシーズンは実は梅雨明けとともにはじまります。
海に生きるものたちの産卵の時期にもなり、ダイバーにも一番の人気のシーズンの到来となります。
海の神聖な生き物とされているイルカが泳ぎ、巨大なマグロの群れなど、目の前で繰り広げられる世界は感動とよろこびの連続でもあります。
ダイバーに人気の父島の北にあるケータ列島の無人島へのツアーも頻繁に行われるようになります。
ケータではイルカだけではなく、海鳥の楽園でもあります。夏はダイビングにも適したベストシーズンなので、混みあう日が多いので事前の予約は必須です。
ダイビングには嬉しい透明度の高い秋の海
小笠原諸島の秋は日中の最高気温が30℃前後、陽射しも強い夏が続き、海の透明度も一番高い時期になります。
マッコウクジラやアジなどの魚が海の中を豪快に泳いでおり、透明度の高いコバルトブルーの色とともに美しい小笠原諸島の海のドラマをゆっくりみることができます。
また夏ほどの混雑もないため、少し静かな海と心ゆくまで堪能できる喜びもあります。
海は自然界の一つの社会であり、ドラマがあり、魚たちの生活の拠点でもあります。
小笠原諸島が世界遺産に登録をされて注目を浴びる今、ダイビングをする人たち一人ひとりのおもいやりが、この美しい海を守り、生態系を守っていくことを忘れてはならないのです。