精巧な造りが見事な座喜味城跡で往時の時代を感じよう！

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座喜味城跡

沖縄のたくさんあるグスクの中でも、比較的規模は小さいですが、沖縄の絶景を楽しむことができるのもここ座喜味城跡の特徴でもあります。

ここ座喜味城跡は、他の世界遺産である今帰仁城跡、勝連城跡、中城城跡、首里城などとも歴史的に関連深い場所でもあります。

座喜味城跡は、15世紀初期に築城家として有名であった護佐丸によって築城された城跡です。

その美しい曲線美を描いている城壁がとても印象的であり、石垣やアーチ門は見事な造りとなっています。

座喜味城跡

とても広大な敷地を誇る駐車場に車を止めて、中を歩いていきます。

緑がとても多くはじめの方がすぐに座喜味城跡が見えてこないため、緑豊かな公園の中を歩いているようなそんな気分にさせてくれます。

座喜味城跡は世界遺産として登録をされる前から公園として整備をされていました。

そのため観光客はもちろんのこと、公園として遊びにきている地元の方たちをもみかけます。

駐車場から正面に入っていくと茅葺の高倉が見えてきます。

これは昭和５１年に沖永良部島から移築されたそうなのですが、平成１９年に台風の被害にあって一部新たに補修したのだとか。

さらに中を歩いていくと、琉球松の並木が座喜味城跡の入り口まで出迎えてくれます

まるで神社の参道を歩いているような、ここは琉球王国の名残を残しながらもやはりここは日本なのだなと感じる光景です。

とても静かで厳かな雰囲気が漂っており、往時の時代の戦に立ち向かうための緊張感さえ伝わってきます。

座喜味城跡

思わず両手をのばしたくなってしまうほど、高台にあるここ座喜味城跡は、心地よい風がふきつけてきてとても爽快な気分になります。

城壁の上に立てば、西に慶良間諸島、北に恩納岳、そして座喜味城跡はほぼ読谷村の中心部に位置していることから、読谷村の街並みが見渡すことができます。

座喜味城跡の美しい城壁の石積みは、比較的低い部分には横方向に目地のそろった布積みが多く、一部では相方積みや野面積みなども見られ、様々な石積み方法が取り入れられているのには、中城城跡をも思い出させてくれます。

またここ座喜味城跡は、他のグスクに比べて実は非常にバランス感覚のよいグスクでもあります。

他のグスクは細長い形をしたものが多いことに対して、ここ座喜味城跡は、正三角形に近い形をしています。

城壁や城門の石積みの精巧さ、その高い技術力は、長い時代を超えて今にその面影を伝え、訪れる者を魅了しています。

それも想うととても感慨深い気持ちになり、ずっとこの景色を眺めていたいそんな気分になるから不思議なものです、

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