縄文杉へのトレッキングとは・・・
屋久島のハイライトともいうべき縄文杉のトレッキングといえるでしょう。
それは訪れた者を魅了し、感動させ、そして何か生きるパワーをもらえそうな力強い縄文杉について今回はご案内をしていきたいと思います。
まずは荒川登山口を目指して民宿からバスに乗って出発です。
往復で約8時間ともいわれている縄文杉へのトレッキングはぜひ早朝から登山を開始した方がよいでしょう。
できれば日没までに下山ができるように余裕を持って出発することが大切です。
スニーカーよりも登山靴で、そして雨具や水、食料品なども忘れずに持っていくようにしましょう。
しばらくの間はトロッコ道を楽しもう！
縄文杉までのアクセスはしばらくの間は、かつて屋久杉などの運搬が行われた名残りのあるトロッコ道をひたすら歩いていきます。
途中で、何度か橋を渡りますが、ぜひその際には屋久島の雄大な景色を楽しんでみてください。
どんどんと縄文杉が近づくに連れて、屋久島の全体的な景色を見られるところが少なくなってきてしまうためです。
そして次第に苔の美しさが増してくるとモスグリーンに輝くまるで絨毯のようなフワフワの苔は、屋久島ならではの圧巻な景色です。
縄文杉までの最後の休憩所には必ず立ち寄ろう！
そして2時間半くらい歩いていくと、楠川の休憩所に到着します。
実はトロッコ道はここで終了してここからはひたすら山道になっていくのです。
そのためここでのお手洗いの休憩は必須なので、必ず立ち寄るようにしましょう。そしてここを起点にさらに本格的な山道が続いていきます。
はじめてのトレッキングの方にはできればトレーナーがついていた方がよいですが、一人でも縄文杉へ向かうルートの木に赤いテープが張られてあるので、それを目印に歩いていくと迷うことはありません。
縄文杉との出会い・・・
そしてしばらく森の中を歩いていき、大きな石や岩そして太いたくさんの縄文杉があたり一面に繰り広げられている感動的な光景が続いています。
そしてその先に、他の縄文杉とは明らかに異なる大きさの太い木、まさに縄文杉がそこに聳えたっているのです。
縄文杉の大きさは、樹高30ｍ、根廻り43ｍで、推定樹齢は7200年であるとされています。
縄文杉の周辺は、台が設置されており一般の人はさわれないようになっています。
世界遺産に登録をされた今、たくさんの人達が訪れるようになって屋久島がにぎわいをみせる反面、守っていかなければならないその大切な縄文杉は、私たちの一人ひとりの心がけにあることを学びます。
それでも何か全てを知っているような畏怖堂々たる縄文杉からみなぎるパワーは、何か私たちに力をくれるようなそんな気がしてならないものです。
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