モト旅行会社勤務が語る!日本の世界遺産の楽しみ方

ブナ林の宝庫である白神山地

白神山地

 

白神山地に来たらやはり、なんといってもこの世界に類をみないブナの原生林との出会いがなんといっても白神山地の散策の醍醐味であり、楽しみでもあります。

 

白神山地は核心地域だけでも約101.4平方キロメートルあり、周辺の地域を含めると約169.7平方キロメートルととても大規模で、ブナの原生林としては世界でも最大級ともいわれています。

 

 

白神山地の一番の人気のコースである「暗門の滝歩道入口」の手前を左に上がると「ブナ林散策道」があります。

 

 

ここ白神山地の奥深いブナ林を1時間ほどで気軽に散策でき、初心者でも楽しめるので、あまり登山に慣れていない方にもおススメのコースです。


「ブナ林散策道」とは・・・

ビジターセンター

 

ここは、一周約2kmと比較的短い距離を60分から120分かけて散策するコースです。

 

体力の自信のある方は、ブナ林散策道と暗門の滝の歩道を一緒に歩くコースもあります。

 

こちらは一周約5.6kmで150分かけて散策するコースです。

 

両方の楽しみたい方には、体力を消耗を軽減すべく杖などを借りるのもおススメです。

 

また人気のコースの理由として世界自然遺産登録地域内に設置された遊歩道であり、白神山地のブナ林を五感を使って体感できることがその理由にあげられます。

 

比較的白神山地の中では早い、春から散策ができるため、雪がまだほんのり残った銀世界とブナ林とのコラボレーションも見ることができます。

 

またここは四季折々の植物をも楽しむことができるので、まさにいつ訪れてもそのシーズンの恵みを楽しむことができます。

 

また整備された歩道ではショートカットもできるので、自分のペースにあったコースを選択することもできます。


早速「ブナ林散策道」を歩いてみよう!

白神山地

 

ブナ林の中を入っていくと、比較的歩きやすい道で明るい色のブナ林が出迎えてくれます。

 

そして足元にはたくさんの落ち葉が積み重なってできた腐葉土が、まるでふかふかの絨毯のようで、まさに自然の神秘の奥義を感じる瞬間でもあるのです。

 

そして時折聞こえてくる小鳥のさえずり、そして森の中では何かいるなと思って目を凝らしてみれば、野うさぎや、カモシカなどたくさんの動物にも出会うことができます。

 

 

またもし運がよければブナ林の中には生息しないといわれている珍しい鳥・クマゲラにも出会うことができるかもしれません。

 

マイナスイオンたっぷりのブナ林の中にある様々な出会いは感動的で、神秘的な瞬間であるに違いありません。