知床には動物がたくさんいる!
知床でドライブをしていると、時折動物が道路を横切ったりまた観光名所にも、自然に溶け込んでふつうに生活をしている動物を数多くみかけます。
やはり自然が豊かな知床の地にとっては、動物にとって、とても過ごしやすい環境であるに違いありません。
陸上でも、海上でも、たくさんの野生の動物たちに出会うことができるのが、知床の醍醐味でもあり、魅力でもあります。
一番遭遇しやすい動物とは・・・
知床でドライブをしていると、一番といってよいほどにみかける動物が鹿であり、道路の看板や電光掲示板などにも飛び出し注意の標識を数多くみかけます。
特に朝方のまだあまり日差しが強くない時間帯だと、過ごしやすい気候なのか数頭の群れでいることも多くみかけます。
知床の大自然の中で鹿が草を食べてのんびり過ごしている光景は、都会ではなかなか見ることのできない自然と動物の共存の姿を楽しむことができます。
一番に多くみかけるのは知床五湖や知床峠周辺です。
たくさんのシャッターチャンスが待ち受けているので、ドライブをするのにも少しスピードを落としながらじっくり森の中を観察すれば、きっと知床の動物たちに出会うことができるでしょう。
ヒグマとの触れ合い方・・・
北海道内では2000頭ほど生息しているといわれ、世界的に見て知床は生息密度が高いといわれています。
ヒグマは遠くから見るととてもかわいらしく思えるのですが、実は人を襲ったりとする凶暴な一面ももっており、少し怖い動物でもあります。
それを物語っているのが知床五湖です。
そのため知床五湖では一定以上のところは、現地のガイド同伴でなければ入れないようになっています。
自由に散策できるところにはすべて柵がしてあるので、安心ですが、ヒグマをみかけたら必要以上に近づいたり、餌をあげたりしないようにした方がよいでしょう。
ヒグマは11月下旬から3月下旬ころまで冬眠期間に入っていますが、眠りが浅いために、刺激を与えたり、物音がするとすぐに起きてしまい、基本的には人を避けて行動する動物ですが、子供を守るために危害を加えてくることもあります。
またヒグマにとってみれば、動物の死体はえさであることからヒグマから襲われないためにも動物の死体に近づかないこともとても大切です。
ヒグマに仮に遭遇してしまっても、必要以上に刺激を与えたり、騒いだりせずに静かに退散するように心がけるようにしましょう。
基本的は臆病な性格なので、自然の中に生きているということを忘れずに、やさしく見守ることこそが知床の動物と付き合っていく上で非常に大切なことといえるでしょう。
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