モト旅行会社勤務が語る!日本の世界遺産の楽しみ方

姫路城はじっくり見るのであれが二時間は必須

姫路城

 

姫路城を訪れて気づかれる方も多いと思いますが、世界遺産に登録されているお城だけあって非常に見学しているだけでも体力が要求されるお城といっても過言ではないでしょう。

 

また姫路城には様々なからくりや仕掛けがあるので、ぜひガイドブックなどを参考にして見学をすることをおススメします。

 

ガイドブックではないとわからないこともたくさんありますし、その方がたくさんの姫路城についての知識を得ることができるでしょう。


姫路城はどのくらい大きいスケールなのか。

 

姫路城は、標高が46メートル、東西は350メートル、南北に360メートルそして敷地面積は2万5千坪にもおよびます。

 

なんといっても姫路城の天守閣はとても大きく、姫路の街並みからもその大きな天守閣はさまざまな角度で楽しませてくれます。

 

この天守閣は、5層7階の約46メートルとなっており、一番上は海抜から92メートルもあるのだとか。

 

しかしながらそれだからこそ、この天守閣は姫路の街のシンボルとして人々に親しまれているに違いありません。

姫路城の城下町もまた壮大なスケール

姫路城

 

姫路城の城下町は姫山を中心にかつて三重の堀で囲まれていたといわれています。

 

この三重の堀が3つの区分にわけ、中枢部が置かれた内曲輪、武家屋敷が立ち並んだ中曲輪、町人地・寺社を中心とした外曲輪に区分されます。

 

 

現在世界遺産としての姫路城を楽しむことができるのは、中曲輪以内のところにあたり、これが現在世界遺産や国の特別史跡に登録をされている場所になります。

 

 

現在、城下町を含む敷地面積は東西に950〜1600メートル、南北に900〜1700メートルでその面積は230haと、甲子園球場の約60倍ほどの広さもあるというから驚きです。


姫路城の城下町の発掘調査からわかることとは・・・

姫路城

 

姫路城の城下町の中堀は、拡張工事に伴い一部が埋められてしまっていますが、外堀はJR姫路駅の近くで、最近の高架工事に伴い数々の遺跡が発掘され、姫路城の歴史的解明にも大きく貢献をしています。

 

 

姫路城の城下町の発掘調査は主に中曲輪を中心に行われ、姫路城の文献からは読みとくことのできない、そこに実際に住んでいた人の生活の営みや知恵などをみることができます。

 

そこに住んでいた人の想いがたくさんつまった城下町の発掘調査はきっと、姫路城とその城下町の歴史的解明にますます貢献していくに違いありません。