神秘の島・屋久島について
日本にはたくさんの島々があるのにもかかわらず、なぜ屋久島はこれほどまでに神秘の島といわれるのでしょうか。
今回はそんな屋久島の魅力について考えていきたいと思います。
屋久島の魅力を知っていれば、きっと屋久島を訪れたときにたくさんの感動が待ち受けていると思います。
そもそも屋久島ってどんな島？
屋久島は1993年にユネスコの世界遺産に登録され、それ以来注目されるようになり観光客の数も右肩上がりに延びていきました。
屋久島は九州の鹿児島県の島であり、九州最南端の佐多岬から60キロほどのところに浮かぶ周囲約130kmの島です。
鹿児島空港からは飛行機で45分、もしくはフェリーで鹿児島港からは約2時間で到着をします。
屋久島は車で一周をすると二時間くらいの島、日本では七番目に大きな島で、およそ東京都23区くらいの広さを誇っています。
屋久島のハイライトはなんといってもその樹齢7200年ともいわれる縄文杉であり、これは屋久島にいったらぜひ訪れたい場所です、
実は屋久島はきれいなビーチもありますが、山深い島としても知られています。
また屋久島には1000メートルを超す山々が46つ、そして1500メートルを超す山々は20メートルもあります。
ハイライトである縄文杉や、白谷雲水峡も実は比較的標高の高いところにあるので、トレッキングをしていると屋久島全体を見渡せる景色をも楽しむことができます。
九州の高い山々のうち、上位7位までがこの島にあるというから驚きです。
そのため屋久島は別名『洋上のアルプス』とも呼ばれています。
屋久島の特殊な気候
実はここ屋久島には多種多様な植物、そして生き物が生息をしており亜熱帯から亜寒帯までがここ屋久島に含まれており、この島だけで日本の北から南までの気候を見ることができる非常に稀な性質を持っています。
屋久島が神秘の森といわれる所以の一つに、その特異的な性質から1500種の植物種があり、日本の植物種の7割以上がここ屋久島に生息をしているというから驚きです。
そのため屋久島はその特性から『東洋のガラパゴス』ともいわれています。
屋久島はそして非常に雨量の多いところとしても知られていますが、それゆえ屋久島といえば苔のモスグリーンが織り成す神秘的な光景は、まさに自然が造りだした神秘の宝でもあります。
特に雨上がりの苔と太陽が絶妙なバランスをとる感動的な光景は屋久島の醍醐味でもあります。
ぜひ屋久島にきたら数日は滞在をして、たくさんの出会いと感動を見つけてみてくださいね。
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