屋久島を楽しむにはじっくりと散策するのも大切・・・
屋久島は自然遺産として登録をされ、脚光を浴びる中、屋久島を歩いてみると自然遺産以外にも実は歴史的に由緒あるものも数多く残されています。
屋久島はパワースポットとして親しまれていますが、縄文杉や白谷雲水峡などのメジャーな観光名所だけではなく、屋久島をゆっくり歩いてみたりすると自分らしい屋久島の旅の思い出ができるのでお勧めです。
屋久島大社とは・・・
今回おススメするのは偶然みつけた鳥居の大きな神社です。ここは屋久島大社といい、伊邪那岐命、伊邪那美命、天照皇大神、天神様を祀る神社です。
屋久島を故郷にもっていた製薬会社の社長により1977年に建立された神社で、比較的新しい神社でもあります。
屋久島大社へのアクセスとは・・・
屋久島空港からバスで20分ほどで、宮之浦で下車をして歩いて5分くらいで到着します。
民宿野の花の近くにあるのでここを目印にするとわかりやすいです。
かなり大きな鳥居がとても印象的で、ここが屋久島大社への入り口になります。
鳥居を潜ると少し坂道になっているので、勾配な急な坂が続いていますが、鳥居を潜ったにもかかわらずちゃんとした車も通る道幅の広い道が続きます。
道の脇には花が咲き乱れていて、初夏の訪れを物語っていました。
ここ屋久島大社はとても静かな神社で、どこか独占できるような気持ちになるからのんびりしたい方にはおススメの神社です。
屋久島大社で参拝！
鳥居を抜けて坂道を上っていくと、思っていた以上にとても敷地が広く、日本庭園に囲まれた美しい神社を物語ります。
屋久島の豊かな自然に囲まれながらも、海が近いことから潮風も時に吹き、社殿の近くに植えられた花をじっくり鑑賞するのもまた楽しいものです。
屋久島大社は大宰府天満宮に模してつくられた神社だそうで、受験生が合格祈願にも来て親しまれている神社です。
8月には大祭があり、地元はもちろん、観光客も集まり賑わいをみせるのだとか。
他に屋久島にはもうひとつ有名な神社としては益救神社があります。
どちらかというと益救神社の方が有名かもしれません。
益救神社は屋久島の中で一番に古い神社で、「ヤクジンジャ」と読みます。
種子島と屋久島の両方の鎮守とされて、山幸彦「天津日高彦火火出見命」を主祭神とした延喜式も開かれています。
屋久島大社と一緒に益救神社も参拝すればきっと屋久島の神様にご挨拶ができて、ご利益をいただくことができることができるかもしれません。
屋久島には自然遺産もたくさんありますが、少し時間があいたときがあれば、ぜひ心がきっと清らかになる由緒ある場所も注目してみてください。
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