屋久島は366日雨が降る地帯
屋久島は俗によく言われる366日雨が降る島として知られており、一番のベストシーズンがいつという答えはなかなか難しいものです。
それでも四季にあわせて屋久島の様々な表情をみることができます。
雨が多いところであるからこそ、多少のあきらめもつくので、そのときの屋久島のありのままを受け入れるという感覚で旅行に行くのがベストなのかもしれません。
自分の観光の目的をしっかり決めてベストシーズンをチョイスするのがよいでしょう。
四季折々のベストシーズン
屋久島は一年を通して様々な顔をみせてくれます。
ゴールデンウィークの新緑の頃から6月にかけてのシャクナゲが美しく咲き乱れ、11月の紅葉のシーズンもお薦めのベストシーズンです。
6月に入ると海ではウミガメの産卵のシーズンを迎えるので、運がよければ神秘的な瞬間に立ち会うこともできるかもしれません。
5月は比較的晴天に恵まれることが多い季節でもあります。
海のベストシーズン
屋久島は日本列島の中でも比較的南にある島なので、その温暖な気候を受けて、秋は海水浴は難しいですが、シュノーケリングなどは10月でも楽しめますし、11月でもダイビングは可能です。
もちろん、夏休みのシーズンにはさまざまなイベントも開催されるので、海水浴などを楽しむにはもちろんベストシーズンです。
ただ夏休みというシーズンなので、観光客も多い時期となります。
雨の多いシーズンの楽しみ方
6月は一年でもっとも降水量の多い時期で、台風なども到来する季節です。
ただ屋久島に多く生息するコケは雨上がりには、モスグリーンのふかふかなコケが麗しい光景をつくりだしています。
なので、数日間の滞在期間の間に雨が降ってしまっても、雨上がりの瞬間にぜひ白谷雲水峡や、縄文杉などのトレッキングに行けば、まさにそこは神秘の森と化しています。
そんな貴重な瞬間が狙えるのも、雨の多い6月がベストシーズンともいえるのかもしれません。
冬の屋久島の過ごし方
屋久島には雪が降らないと思っている方も多いと思いますが、実は高所などでは12月から2月にかけて、寒さが増してくると雪が観測されます。
降水量が少なく、観光客も一年の間では比較的少ない時期でもあるので、晴天と混雑を避けたい方にはベストシーズンといえるのかもしれません。
屋久島の表情は様々
屋久島はこのように一年を通じて、毎日異なる表情をみせてくれることが、屋久島の魅力ともいえます。
是非自分が屋久島のどこに観光に行き、何をしたいのかという明確な目的を決めた上で、そのシーズンがベストシーズンなのかを選ぶことこそが賢く、楽しく屋久島を旅する方法といえるでしょう。
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