モト旅行会社勤務が語る!日本の世界遺産の楽しみ方

江の島洞窟と富士山の関係とは・・・

江の島洞窟

 

静岡県と山梨県のある富士山ですが、その日本一高い山富士山は、日本のさまざまな各地からその美しい霊峰をみることができます。

 

かの有名な葛飾北斎は富嶽三十六おいてで、「相州七里ケ浜」、「相州江の島」を描き、江の島からみた美しい富士山を描いています。

 

今回は富士山を遠くから眺めるのに絶景の場所、江の島と富士山の関係についてご案内をして行きたいと思います。

 

江の島には洞窟があってここはひんやりとしたパワースポットであり、若者を中心に江の島の中で人気の観光名所となっています。

 

実はここ江の島洞窟と富士山には深い関係があり、江の島洞窟は富士の麓の洞窟に続いているという言い伝えがあります。

 

その真意は定かではありませんが、江の島から美しい富士山を眺めていると、太古の人たちが富士山にここから続いていてほしいという願望が込められていたのかもしれません。


江の島からの富士山が一番よく見える場所

江の島と富士山

 

片瀬江の島駅から歩いて江の島までは10分ほどですが、晴れた日には江の島にいかなくても湘南海岸からも、よく富士山を望むことができます。

 

江の島には国内初の屋外エスカーとよばれる乗り物があり、江の島をラクラク頂上まで連れていってくれます。

 

そして江の島神社や、江の島洞窟を抜けてさらに高いタワーが見えてきます。

 

これは『江の島シーキャンドル』とよばれるもので、ここからの富士山の眺めは圧巻なので、是非お天気に恵まれたら足を運んでみることをおススメします。


江の島シーキャンドルからの富士山

江の島シーキャンドル

 

これは江の島の展望台で、湘南のシンボルとして親しまれ、2003年リニューアルオープンしたものです。

 

そしてそこからは太陽の光でダイヤモンドのように輝く湘南の海と、遥か彼方にみえる富士山はまさに絶景そのものです。

 

展望台から眺める富士山は、富士山と同じような高さにいるような錯覚を覚えて一層神秘的に見えます。

 

実はここ江の島シーキャンドルからも気象条件が合えば、ダイヤモンド富士を観測することができるのだとか。

 

様々な気象条件を分析した結果、毎年4月5日、6日、9月6日にダイヤモンド富士がみられる可能性があるとされており、その神々しい富士山はまさに私たちの誇りでもあります。

 

4月4日〜6日の間江の島シーキャンドルは時間を少し延長して営業しており、天候に恵まれれば霊峰富士山のもっとも輝かしい瞬間に出会えるかもしれません。

 

この少ないチャンスであるからこそ美しい富士山との出会いはきっと感動的なものになるに違いありません。