富士山の麓にある高原のキャベツ畑へ行こう!
世界遺産に登録された富士山の麓には実はたくさんのキャベツ畑があり、実は富士山のある鳴沢村の特産品でもあります。
今回は富士山とキャベツ畑についてご案内をしていきたいと思います。
国道139号線を走らせ、精進湖から河口湖のあたりになると、おいしそうに大きく成長したキャベツが沢山みえてきて、等間隔にきれいに整備された畑は、富士山の麓ののどかな光景です。
特に鳴沢村のあたりなってくると、特別多くキャベツ畑が見えてきて、ここ鳴沢村はキャベツ畑がたくさん栽培されています。
キャベツ畑と鳴沢村の歴史
現在栽培の中心である鳴沢村では実は古くからキャベツの栽培がされていたといい、明治末期に河口湖で栽培がされ、東京まで出荷がされていたのだとか。
そして昭和30年代から急速に発展をし、鳴沢村を中心に富士山の麓におけるキャベツ生産量は増加をしていきました。
現在は高原野菜として地元の方はもちろん、県外からの観光客からも愛されています。
恵まれた富士山の麓の土壌
キャベツを栽培するのに、富士山の麓の水はけのよい土壌、そして富士山という山岳地帯にありながらも、比較的降水量が少なくキャベツを栽培するのに非常の適した土壌であることが、キャベツの生産量を伸ばしていった理由でもあります。
標高1,000 メートルの少し寒いところで栽培される鳴沢のキャベツは、別名高原キャベツとも呼ばれています。
昭和52 年に国の指定産地として認められ、生産から出荷までの工程が整備され、環境に優しい農業への取り組みも進みました。
鳴沢村のキャベツは特産品として、その味はもちろんのこと、鳴沢村の風物詩としての光景もまた一つの特産品なのかもしれません。
鳴沢村でのキャベツ狩り
キャベツが収穫を迎えるのは、7月下旬〜10月下旬で日帰りバスツアーなどの行程にも含まれているものもあり、老若男女問わず楽しめる農業のプチ体験です。
キャベツと育った土壌を専用の包丁で、サクッとそして思い切って切り離す作業を体験できます。
爽快感のある音とともに、キャベツと土壌が切り離されまさに自分とキャベツとのご対面の瞬間がやってきます。
思っていた以上に力仕事でもありますが、お土産として持ち帰れるキャベツは普段目にしているものよりも二周りくらい大きい印象です。
キャベツ狩りを終えてぜひ楽しみたいのは富士山とキャベツ畑が一体となる美しい光景です。
特に夕暮れ時はキャベツ畑に差し込む太陽の光と富士山が一体となり、まさに絶景をつくりだしています。
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