富士山周辺のたくさんの桜の名所とは・・・
静岡県の富士宮市にある大石寺というお寺があり、日蓮正宗の総本山であり富士五山の一つでもあります。
毎年3月の下旬から4月の上旬にかけて桜が見ごろを迎え、富士山と桜の絶景を楽しむことができます。
いくつかのおススメの場所がありますが、富士宮市にある狩宿の下馬桜とよばれる国指定特別天然記念物である、日本最古級の「ヤマザクラ」とよばれるものがあります。
源頼朝が富士の巻狩りを行った際、本陣が置かれた「狩宿の本陣」で源頼朝が馬から降りた場所だという伝説が残されている場所でもあります。
また同じく富士宮市にある富士桜自然墓地公園とよばれる場所では、無料で駐車場が完備されていて、お墓と公園を兼ね備えた場所です。
また湖と富士山と桜の写真を楽しむことができるのは田貫湖周辺の景色です。
天候に恵まれれば、逆さ富士も見ることができるので写真の好きな方には大人気のスポットです。
今回は富士山周辺のたくさんの桜の名所の中でも、大石寺にある少し隠れた桜の名所についてご案内をしていきたいと思います。
桜のシーズンでもさほど混雑していないので、じっくり楽しむことができます!
富士山の麓にある大石寺とは・・・
日蓮正宗の総本山であり、1290年第二祖日興上人によって創建されたお寺です。
寺号の大石寺は、大石ヶ原の地名に由来しており、開基檀那は、富士上野郷の地頭であった南条七郎次郎時光です。
境内の中はとても広い敷地となっており、高さ22m、間口24mの朱塗りの三門、御影堂、江戸時代中期に建てられた高さ34mの朱色の五重塔など、古い木造建築が建ち並び歴史を感じさせる建物となっています。
周辺にはいくつか無料の駐車場があり約1000台完備されているので、桜のシーズンでもほとんど満車になることはないので、ここならじっくり桜を鑑賞することができます。
大石寺の境内の中の桜
毎年4月ころに見ごろを迎え、広大な境内に5000本のソメイヨシノと150本のシダレザクラが咲き乱れ、合計 約5150本の桜が大石寺には植えられています。
特に5000本近いソメイヨシノと晴れた日にまだ白い雪帽子を被った富士山との景色は、情緒あふれる光景となっています。
移りゆく雲、風にゆれて舞う花びらと富士山のそのすべてが美しく、時間が経つごとに様々な景色を見せてくれるのも、ここ大石寺ならではの魅力ともいえるでしょう。
特に三門や明鏡池周辺からの眺めと富士山は格別に美しく、広い敷地の境内だからこそ、楽しめる喜びがあります。
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