モト旅行会社勤務が語る!日本の世界遺産の楽しみ方

富士山の五合目にあるパワースポット、小御嶽神社

小御嶽神社

 

富士山の五合目に屈指のパワースポットとして注目を浴びている神社があります。

 

その名前も小御嶽神社といい、五合目のレストハウスの脇道を抜けた先に小御嶽神社があります。

 

小さくてこじんまりとした神社ですが、富士山の五合目にそびえたつだけあってそのパワーすごいのだとか。

 

今回はそんな小御嶽神社についてご案内をしていきたいと思います。


小御嶽神社とは・・・・

小御嶽神社

 

小御岳とは富士山が作られる前からあった山とされ、噴火を繰り返す中で小御岳と古富士が土台となって、その後も何度も噴火を繰り返すことで今の富士山になったそうで、いわば富士山の原点ともいえます。

 

ここは山岳信仰の聖地とされ、約1000年前の937(承平7)年に創建されたといわれ、古くから多くの人たちが修行に訪れていた神社で、信仰者の寄進により昭和50年に社殿が造られました。

 

ここは富士山の麓にたくさんある浅間神社の祭神の木花咲耶姫の姉である磐長姫命が祭られているといわれています。

 

木花咲耶姫はとても美人であったそうなのですが、磐長姫命は醜いなどの伝説の残る姉妹です。

 

また五合目にあるお宮は、以前は鳴沢村にあった魔王天神社にあった古太郎坊(こたろうぼう)という小祠(しょうし)を、遷座し小御岳権現と称したものが元になっているといわれています。

 

小御嶽太郎坊正真という天狗様で、これは道開きの神様として親しまれているのだとか。

 

確かに神社にはたくさんの天狗様にちなんだものが見受けられました。

 

富士山の五合目周辺は「天狗の庭」と呼ばれ、天狗が支配していたという言い伝えがあるそうです。

 

特に中庭にある大斧は重さ375kgもあるのというから驚きです。

 

太古の昔からたくさんの人たちがこの大斧を持ち上げて力比べをしていたという少々ユニークな言い伝えもあります。


小御嶽神社の楽しみ方とは・・・・

小御嶽神社

 

五合目ロータリーの売店脇に赤い鳥居があるので、そこをくぐっていきます。

 

決して大きくない鳥居ですが、レストハウスから近いこともあり多くの参拝客がいました。

 

富士スバルラインの終点でもあることから富士山の五合目にアクセスしやすくなったことが観光客が増えたのでしょう。

 

実は小御嶽神社の横にはご来光を望むことができ、お天気がよければ山中湖をみることができる展望台があります。

 

日本一の霊峰富士山から眺める自然、緑、湖はとても感動的です。

 

また近くにはくぐると縁結びになるという言い伝えのある神社の屋根の勝男木が置いてあるので、ぜひ試してみてくださいね。

 

毎年7月1日には富士山の開山を祝い、開山祭が行われています。

 

世界遺産に登録された今、富士山への注目もますます高まりそうです。