御神木のある神社『北口本宮冨士浅間神社』とは・・・
富士急行線富士吉田駅から歩いて15分、少し勾配な急な坂を上っていく途中に大きな富士山が見えてきます。
今回は富士吉田駅から歩いて15分のところにある北口本宮冨士浅間神社についてご案内をしていきたいと思います。
ここ北口本宮冨士浅間神社にある、大きな『富士夫婦檜』と『富士太郎杉』とよばれる神木はパワースポットとしても知られており、富士山が世界遺産に登録をされてますます注目を浴びるようになりました。
北口本宮冨士浅間神社は、御祭神は木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)、彦火瓊々杵命(ひこほのににぎのみこと)、大山祇神(おおやまつみのみこと)が祀られています。
日本武尊が大塚丘で、富士山を遥拝し大鳥居を建て、「富士の神山は北方から登拝せよ」というお告げを受けて、788年に「甲斐守紀豊庭」が現在地に社殿を造営したことがはじまりとされていますが、詳細についてはわかってはいません。
繰り返す富士山の大噴火を鎮めるために、火山鎮護の神「木花開耶姫」を祀ったとするいわれもあります。
北口本宮冨士浅間神社を歩いていったその先に見えてくるものとは・・・
富士吉田駅から歩いていき、国道を渡った反対側に北口本宮冨士浅間神社はあります。
国道に賑やかさとは反対に、静かでうっそうとした参道が待ち受けています。
そしてしばらく木漏れ日を感じながら歩いていくと大きな鳥居が見えてきて、さらに鳥居を潜った先に大きな神木が見えてきます。
拝殿前の両脇には大きな神木が二つあり、「富士太郎杉」と「富士夫婦檜」の名を持ち、厳かでその歴史を感じさせる大木はまさに圧巻です。
ここ北口本宮冨士浅間神社を見守ってきたその力強さえもが宿っている光景です
この二つの御神木とは・・・
一つは、『富士夫婦檜』とよばれる神木で、幹周は7.65m、根回りは17.0m、樹高は33m、樹齢約1000年というとても大きな神木です。
『富士太郎杉』とよばれる御神木は、同じく樹齢1000年をほこり、高さ33mあり、山梨県の天然記念物第一号にも指定されている大木であります。
参道から歩いてきてこの大木に出会った感動は一際大きく、この二つの『富士夫婦檜』と『富士太郎杉』は近年、パワースポットとしても注目を浴びています。
その畏怖堂々たる様と、そして力強さの中にもどこか優しささえ秘めているこの御神木は、とても神秘的でもあります。
ここ北口本宮冨士浅間神社縁結びのご利益のある神社としても知られていますが、ぜひ参拝をした際にはこの二つの大木を見つけてみてくださいね。
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