モト旅行会社勤務が語る!日本の世界遺産の楽しみ方

山中湖とは・・・

山中湖

 

富士五湖のうち最も東に位置し、一番大きな湖が山中湖です。富士五湖の中でもレジャー施設がとても充実しており、学生たちの合宿の場所として、また別荘地としても人気のある場所です。

 

山中湖周辺はいつも賑わいをみせていて、その美しい景色が飽きることのない絶景を造りだしています。

 

富士五湖の中で最大の面積を持つことから、湖畔で遊べる面積もまた広く、富士箱根伊豆国立公園に指定されています。

 

そして2013年に「富士山−信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産の一部として世界文化遺産に登録され、ますます注目を浴びるようになりました。

 

今回はそんな山中湖についてご案内をして行きたいと思います。  


山中湖の楽しみ方とは・・・

山中湖

 

湖面の標高は富士五湖の中では最も高い位置にあり日本全体でも第3位を誇りますが、一方、水深は富士五湖の中で最も浅い湖として知られています。

 

 

この湖面の標高が高く、また水深が浅いことから、厳しい寒さが続くと全面的に湖が凍ってしまうこともあります。

 

 

しかしその特異的な性質を活かして、近年ではコイやウグイ、ワカサギ釣りなども楽しむことができます。

 

山中湖の周辺には、数多くの別荘や大学や企業の保養所も多く集まっています。

 

年間約400万人の観光客が訪れ、特に人気なのが貸自転車で山中湖の湖畔を一周したり、山中湖で貸ボートを利用してのんびりボート漕ぎを楽しむことです。

 

 

それからなんといっても湖畔に映し出される富士山は絶景です。

 

特に早朝や、冬の空気が澄んでいるときには富士山がとても神秘的に感じされる雰囲気が漂っています。


山中湖にはマリモが生息する!?

山中湖

 

実は昭和時代の中ごろ、小学校の授業中に山中湖の中でマリモが発見されました。

 

そして現在では、山梨県の天然記念物に指定されており、山中湖には天然のマリモと養殖のマリモの二つが存在しています。

 

天然のマリモは、特徴としては火山礫に着生している物が多く糸状体が柔らかく短いことです。

 

糸状体が短いので最大でも5p程にしか成長せず、比較的コンパクトなマリモです。

 

養殖のマリモは、糸状体を人工的に増殖させた物を球状に成形し、人工湧水器にて常に回転運動をさせている為にきれいに丸くなり色も鮮やかな緑色なのが特徴的です。

 

 

マリモといえば北海道の阿寒湖が有名ですが、富士山の麓でマリモがみられるなんて、ちょっと意外な気もしますが、富士五湖の中でも山中湖のみみることができるのだとか。

 

 

山中湖を訪れたらもしかするとマリモにも出会えるかもしれません。