世界遺産・天龍寺近くにある竹林の小道を歩いて・・・

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竹林を走る人力車

世界遺産に登録をされている京都の天龍寺の近くには、竹林の小道とよばれる場所があります。

竹林の涼しげな光景と竹林が直射日光からも避けてくれるせいか、ひんやりとした空気がとても気持ちのよい場所であります。

まっすぐに伸びた竹林が心と体を癒してくれて元気がもらえるような気がします。

暑い京都の夏でもどこか涼しげな竹林の姿が、心を穏やかにさせてくれるから不思議なものです。

竹林の涼しげな光景

天龍寺

天龍寺は、足利尊氏が後醍醐天皇の霊を慰めようと夢窓疎石を開山として創建したお寺です。

嵯峨野・嵐山・保津川・竹林の小道など、少し足をのばせば、京都四季折々の自然の美しさにめぐりあうことができる絶景のロケーションに天龍寺は位置しています。

天龍寺は室町時代には京都五山の第一位として君臨をしており、実は創建から現在に至るまで8回にわたる災難に遭遇し、往時の面影はとどめてはいません。

しかしながら天龍寺のハイライトというべきはその庭園にあり、当時のまま変わらない曹源池庭園は夢窓国師による庭園です。

これは亀山や嵐山を借景とした池泉廻遊式庭園であり、飽きることない美しさが秘められた庭園です。

冬の天龍寺

実はこの庭園は、日本で最初に史跡・特別名勝に指定されたまさに特別な庭園です。

四季折々異なる季節に訪れればまたさまざまは表情が楽しませてくれます。

保津川

世界遺産に登録をされている天龍寺には竹林の道には百花苑があり、その北門を抜けると嵯峨野の観光名所である竹林の道へアクセスできるようになっています。

嵐山駅からは徒歩で20分ほどのところにあります。

嵐山のにぎやかな雰囲気が静まりかえるような景色が天龍寺を抜けたここ竹林には待ち受けてくれているのです。

竹林の小道

竹林は天龍寺北側から大河内山荘までの約100mにわたって続いており、少しくねくねと道が直線ではない竹林もまた風情あふれる光景なのです。

ＣＭなどにもよく使われている場所でまさに京都らしさがあふれる光景です。

たまに走り抜ける人力車はまるでタイムスリップしたような気分を味わうことができます。

人力車と竹林

人力車を利用すると1キロで約10分、2000?3000円で楽しむことができます。

楽しく、ユーモアのあふれる解説をききながら、徒歩よりも早いテンポのよい散歩をするのにはまさにおすすめです。

天龍寺から竹林の小道を抜けてパワースポットとして知られている縁結びの野宮神社まで行くコースで約30分くらいです。

竹林の美しい光景

自分へのご褒美の旅としてもおすすめです。

長い竹に少し近づけそうな気持ちになり、とても涼しい風が全身に駆けめぐり、京都のあたらしい魅力を再発見できそうです。

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