モト旅行会社勤務が語る!日本の世界遺産の楽しみ方

高野山と龍神温泉

龍神温泉

 

高野山へのアクセスには高野龍神スカイラインという道路が走っており、紀伊半島にある高野山から紀伊半島の中で最高峰とされる護摩壇山をへて龍神温泉を結ぶ国道のことを指します。

 

2003年から無料化されたため、ますます便利になって、紀伊半島や高野山への観光にもとても便利になりました。

 

高野龍神スカイライン沿いには紫陽花が楽しめる場所であったり、熊野古道であったり、高野山の大自然と歴史を感じることができる道であり、ドライブにもおススメの場所です。

 

今回はそんな高野龍神スカイラインの途中でみつけた小さな山間の温泉についてご案内をしていきたいと思います。

 

その名前も龍神温泉です。

 

山間ののどかな山岳地帯に湯けむりが舞う光景にはとても癒されます。

 

ドライブの途中の休憩にもおススメの龍神温泉は、疲れた身体を癒してくれます。日帰り入浴も可能なので、ぜひ立ち寄ってみてください。


龍神温泉へのアクセスとは・・・

 

和歌山県田辺市龍神村龍神という場所に位置をしており、電車でもアクセスが可能ですがその場合はJR紀伊田辺駅から龍神バス龍神温泉行きで約1時間20かかります。

 

できれば車の方が山岳地帯にあるので便利でしょう。

 

高野山からですと車で一時間ほど、南紀白浜ですと車で時間にして80分ほどかかります。

 

少し場所は遠いですが、龍神温泉は少し遠くても足を運ぶほどの魅力が確かにそこにあるのです。

龍神温泉とは・・・

龍神温泉

 

日本三美人の湯として古来から親しまれており、島根県の湯ノ川温泉や群馬県の川中温泉と並んで美肌をつくる名湯として知られています。

 

ここ龍神温泉の開湯は1300年前とされ、江戸時代の紀州藩にも大変愛されていたお湯であったのだとか。

 

この龍神温泉の由来は、かつて空海が難陀龍王のお告げによって、浴場を開いたことがきっかけとされてこの名前がつけられたのだといわれています。

 

霊峰、高野山ともどこかよく合う名称です。

 

龍神温泉は日高川の渓谷にあることから、川のせせらぎを聞きながら、山の景色を堪能し、小鳥のさえずりをきくことのできる絶景のロケーションに位置しています。

 

まさにここは高野山にはふさわしい秘湯といえます。


龍神温泉元湯

龍神温泉元湯

 

龍神温泉の中でも日帰り入浴施設があることから、人気の温泉が龍神温泉元湯です。

 

村内で唯一の源泉掛け流しの共同浴場であり、毎日お湯も入れ替えているので、清潔感もあります。

 

泉質はナトリウム炭酸水で肌がスベスベして、まさに三大美人の湯であることを実感できます。

 

入浴料は大人700円とお値段もリーズナブルで、都会の喧騒を忘れた至福の時間がここ龍神温泉にはあるのです。


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