首里城界隈にある『願いが叶う木』を見つけに行こう！～首里金城の大アカギ～

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世界遺産・首里城の界隈には実は歩けば歩くほど、その魅力が見つかる不思議な場所でもあります。

あまりガイドなどには紹介がされていない場所もあるので、ゆっくりゆっくり首里城界隈を歩くのもとてもおススメです。

今回は首里城の石畳道を歩いていたときに出会ったパワーのみなぎる首里金城の大アカギについてご紹介をして行きたいと思います。

首里金城の大アカギ

首里城の近くにある石畳道を歩いていると小さな看板があり、『首里金城の大アカギ』を導くような小さな看板があります。

なんだか直感で導かれるように、小さな小さな路地を曲がっていくと、住宅街の中に入り込んでしまい、本当に首里金城の大アカギがあるのかなと思っていると、住宅街の先にドーンとうっそうとした森が見えてきます。

このあたりはとても少し高台にあるせいか、那覇市内が一望できるベストスポットでもあります。

南国の彩り豊かな花が咲き乱れていて、偶然にも出会ったその美しい光景はまさに圧巻です。

その森の中に入っていくと、迫力満点の首里金城の大アカギが見えてきました。

首里金城の大アカギ

『首里金城の大アカギ』のみならず、周囲には推定樹齢200年以上と思われるアカギの大木が生い茂っており、現在では六本残されています。

ここ首里城界隈は実は第二次世界大戦で、被害に会いほとんどが焼けてしまったそうなのですが、奇跡的にもこの六本は生き延びた、生命力とパワーのある木なのです。

ここはたくさんの木々が生い茂っているせいか避暑地になっていて、太陽の光が木々の間から差し込んできてこれもまた神々しい光景となっています。

さらによく森の中を見てみると内金城嶽とよばれるものがありました。

実はこれは首里金城の大アカギを拝むための拝所なのだとか。

確かにこの前に立ってみると、奥の方に首里金城の大アカギの木をちょうど遥拝できるようになっています。

首里金城の大アカギ

近づくと看板があり、琉球王国時代にもここを通るたびにただならぬ空気があるとされていたようで、拝所をおいたのだとか。

今は個人的な信仰にゆだねられているそうです。

そして願いがある方はどうぞとかかれており、地元の方がきちんとお掃除をされているのかとても森の中が整備されている印象です。

ここ首里金城の大アカギに出会えたことへの感謝と願いをこのアカギへこめてお祈りをします。

厳かな雰囲気がありながらも、優しく包みこんでくれる首里金城の大アカギに沖縄に行く度に会いたくなってしまうから不思議なものです。

もし願いが叶ったらお礼参りをしなければと思いながら、ここ首里金城の大アカギを後にするのでした。

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